新聞晨報の報道によると、上海のタクシー大手「大衆出租汽車公司」がこのほど、所有する2000台のタクシーにて無料Wi-Fiサービスの提供を開始した。対象車両にはWi-Fiマークが貼られており、乗客はインターネットに接続して動画を観たり、電子メール、SNS、オンラインゲームなどが利用できる。
これほど多くのタクシーが無料でWi-Fiサービスを提供するのは、国内タクシー業界では初めて。同社はさらに、8月には6000台、10月には9000台近くあるすべての車両で無料Wi-Fiを提供することを計画している。
同社が導入した「タクシーモバイル生活サービスプラットフォーム」は、Android、Apple、WindowsなどのOSに対応。ダウンロード速度は最高で毎秒2.7M前後、通信速度は毎秒21.6M。走行中でも速くて安定したネット環境を提供し、動画や音楽なども問題なく視聴できる。
また、不慣れな道を電子地図で調べたり、休憩中にネットサーフィンを楽しむなど、運転手にとってもメリットがあるサービスと言えそうだ。【東方網 7月16日 転載】

