22年前の初演以来、11カ国で7500回にわたり公演され、1000万人もの観衆を魅了してきたミュージカル「エリザベート」が、ついに中国上陸。19世紀末のウィーンを舞台に描く“愛と死”の物語を堪能しよう。
ハプスブルク帝国末期のヨーロッパで、若きオーストリア皇帝に見初められ皇后となった自由を愛する少女、エリザベート。しかし宮廷内の軋轢や夫の不義などの度重なる不幸に見まわれ、次第に“死”に取り憑かれていく。
そんな“死”を、中性的な青年の姿に擬人化して表現。エリザベートに影のように付き纏い、永遠の自由を求めるよう誘惑してきた様子を、“死との愛”として描く。
劇的なストーリー、魅惑的な音楽、情感豊かな振付に、壮麗な舞台美術で世界を虜にした同作品。日本でも宝塚歌劇団、東宝によって上演されており、日本を代表するミュージカルの一つとしてファンならずともその名を知られた存在だ。ぜひこの機会に、体験してみよう。
劇中の言語はドイツ語。中、英語の字幕付き。




