上海市軌道交通の利用に関する「上海市軌道交通管理条例」が1月1日より改定、施行され、車内での飲食を禁じる内容や、大きな荷物のより詳細な持ち込み制限などが明記された。同市に戸籍を持つ70歳以上の老人は無料といった、優遇規定も盛り込まれている。
条例の改定は、軌道交通当局が利用者の意見を聞き取り調査した上で行なわれた。車内での飲食行為については意見が割れたが、最終的に「車内での飲食や、大騒ぎをしてはならない」との一文が明記された。
車内に持ち込める荷物のサイズについては、従来の「長さ1.8m、重さ20kgを超えないこと」から「長さ1.7m、重さ23kg、体積0.2㎥を超えないこと」へ変更。そのほか、上海戸籍所有の70歳以上、明らかな障害が残る元軍人や元公務員、目の見えない人などは乗車が無料となり、これらの人への身分証携帯も規定している。
【新華網 1月1日】

