2014年度のミス香港コンテスト決勝戦が8月31日夜、香港地区の将軍澳テレビシティで開催され、24歳の邵佩詩さん(写真上、中央)が優勝した。王卓淇さんが2位(写真上、左)、3位に何艶娟さんが入賞した。
40年以上の歴史をもつミス香港コンテストは近年、質が低くなっているとも言われていた。しかし、今大会は「稀に見る高レベル」とメディアが報じ、曾志偉(エリック・ツァン)、容祖児(ジョイ・ヨン)などが審査員を務め、特別ゲストの李雲迪(ユンディ・リ)がピアノ演奏を披露するなど、決勝戦は熱気に包まれた。
決勝では10人の候補者がまずチャイナドレスで登場し、しとやかな美を示した。その後は一転、黒い服装で颯爽と登場。スケート、水着審査、さらに審査員によるインタビューなどを経て、優勝者が選出された。
22日に候補者同士の互選で決める「ミス友誼」も受賞していた邵さんは、「ミス香港とのW受賞はできない」というジンクスを破った。ミス香港と同時に発表された、写真と動画を審査対象とする「ミス・フォトジェニック」にも選ばれた。優勝の要因について問われた邵さんは「スケートにもインタビューにも自信があった」と回答。胸にあるあざを審査で見せたのは、「欠陥があっても夢を諦める必要はないと観衆に伝えたかったから」と笑顔を見せた。
準優勝の王卓淇さんは自分の落ち着きが入選理由の1つではとし、3位の何艶娟さんは、コンテストを通じ他の候補者と互いに高め合う友達になれたのが最大の収獲とコメント。一方、事前に優勝の呼び声が高かった謝芷倫さん、呉凱欣さんなどは結局トップ3に入れなかった。下馬評が高くとも、決勝では審査基準の美貌に加え、知恵と臨機応変な対応が肝心なようだ。【新浪娯楽9月1日 転載 】

