浦東新区の陸家嘴にある某5ツ星ホテルに6月27日、クレーンで地上50mまで吊り上げられた“クレイジーな空中レストラン”が出現した。利用客は安全ベルトを装着しながら食事をする必要があり、市民からは「命がけの食事だ」との声があがるなど話題を呼んでいる。
この空中レストランは純重量5tの大きな台にダイニングテーブルを設置したもので、世紀大道に停められた1台の巨大なクレーン車が吊り上げを担当。すべての食事客は安全ベルトでイスに縛られており、シェフやスタッフたちもバンジージャンプ時さながらの、紐状の安全装置を身につけていた。
現場で食事をした市民によると「ベルトを装着したときは安全面を少し心配したが、空中に浮いて美しい景色を目にしたら、写真を撮ったり微信を発信するのに忙しく、気にする暇もなくなった」とし、サラダやデザートなどを堪能したという。報道によると、今回ホテル側が用意した食事のプランは、ランチ、アフタヌーンティー、アルコールテイスティング、ディナー、カクテルの5種類。最低価格はカクテルで1人1888元、最高価格はディナーで1人8888元だという。【東方早報 6月28日 転載】

