父親も15歳で名門合格の過去
上海市の大学で7月14日から、今年6月に行われた全国大学入学試験、通称“高考”を受けての前期合格者確定手続きが始まり、広東省東莞市の14歳の少女袁一帆さんが理科750点満点中677点という高得点で復旦大学に合格した。父親も同じく名門の武漢大学に15歳で合格した過去を持つことから、「まさに青は藍より出でて藍より青し」と話題を呼んでいる。
袁さんは同市東城出身。高校2年生だった昨年にも高考で613点を取ったが、志望していた少年クラスを設けている中国科技大学には点数が届かず不合格だった。613点で入学できる大学は数多くあったが、いずれも13歳という年齢では入学できなかった。
「復旦大学に合格したのは小学校と中学校でしっかり勉強し基礎を固めたおかげ。有名になりたいなどの考えはない」と袁さん。親も特別な教育を施したことはないという。子どものころから高い学習能力に恵まれ、幼稚園、小学校では同級生より多くの漢字が読め、計算能力も優れていた。成績優秀として、小学校は連続飛び級で3年で卒業。同市の中学校を卒業したのち、同じく広東省深圳市の高校に2年通い、高校3年時に東莞市に戻った。
復旦大学での1年時のクラス分けは「自然科学実験クラス」を申し込んだ。専攻科目は1年後期または2年時より選択する仕組み。新学期スタートまで夏休みの残りは旅行のほか、大学の授業の予習をする計画。14歳ながら大学生活へ向けた心構えは十分だ。【南方都市報7月14日】
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