約3000カ所のQRコードを利用
市内2805カ所の郵便ポストでこのほど、速達郵便が利用できる「同城快寄」サービスが始まった。今後は専用の封筒を購入し、チャットアプリ「微信」のスキャン機能を使ってQRコードを読み取るだけで、回収スタッフによる引き取りを自宅で待つことなく、近所のポストから手軽に速達で送ることができる。
利用の手順はまず、ポストに取り付けられているQRコードをスキャン。「上海郵政快寄」をフォローし、関連情報を取得する。続いて、専用の封筒に記されたQRコードを読み取り、配送番号を入手。数字の「1」を返信すると、すぐに郵便料金が7元であることを確認するメッセージが届く。最後に郵便物をポストに投函すれば作業は終了。流通センターに郵便物が届くと送られてくるメッセージを確認した時点で、サービスが正式に受理される。
翌日配達を希望する場合は、投函日当日の郵便ポストの回収時間前までに投函が必要。その時間を過ぎた場合は、届くのは2日後となる。専用封筒は、郵便局や新聞スタンド「東方書報亭」で購入可能だ。【文匯報11月27日】

