新デートスポットとして12月オープン
閘行区西蔵南路のショッピングモール「上海大悦城」はこのほど、12月19日に新しくオープンするモール屋上部分に観覧車を設置すると発表した。同社が第二期工事計画の記者会見で明らかにしたもので、周辺に観覧車を中心とした500㎡のテーマパークを設け、上海の新しいデートスポットにしたい考えだ。
上海にはもともと閘行区の遊園地「錦江楽園」に高さ108mの観覧車(02年竣工)があるが、住宅地に囲まれているため眺めが悪く不評だった。今回発表された観覧車は直径50mと錦江楽園のものに比べ半分以下だが、高さ50mのビルの屋上に設置されるため地上100mからの眺めを楽しむことができる。
30あるゴンドラにはライトが取り付けられ、クリスマスや新年、七夕などイベントの時期にはイルミネーションによる演出も予定。また、観覧車の向かいには来場カップル向けに告白・プロポーズを後押しするマイクなどの設備も設置される。ほかにも毎月14日には「大悦城バレンタインデー」と称し、数量限定のミシュランシェフが振舞うバレンタインデーコースをゴンドラ内で味わうことができる。
乗車券はカップルチケットや愛の告白用貸し切りチケットなどを発売予定。さらに2枚のチケットを合わせると観覧車の形になる「愛の約束チケット」は、翌年の同じ日に同じチケットを持参するともう一度無料で乗車ができるなど、カップルの気分を高める仕掛けも盛りだくさんだ。【東方早報3月27日】

