洋服レンタルアプリが人気
実際に購入する場合の数分の1の価格でTPOに合わせた装いを調達できると、2、30代の若者を中心に洋服のレンタルサービスアプリが人気を呼んでいる。
「オフィスでは毎日違うファッションで出勤するのが当たり前。私自身よく(インターネットショップの)『タオバオ』や、ファストファッションブランドで流行りの服を購入するが、安っぽく見えて満足できなかった」と語るのは上海市の編集社に勤める王さん(仮名)。昨年、友人の勧めで洋服レンタルアプリを使い始めた。年末年始のイベントシーズンに合わせ、数種の高級ブランド服が選べる月契約のコースに申し込んだという。
15年に新しく洋服レンタルサービスのブランドを立ち上げた女性経営者、唐氏によれば、同年8月の創業から同ブランドの微信とウェブサイトのユーザーは1万7000人を超え、16年にはモバイルアプリも運営を開始する計画だ。主に扱うのはアイテム単価が3000元ほどの高級ブランド服。利用者の多い月499元のコースでは、2アイテムでワンセットのパックを自由に3つ選択し、月に6着の高級ブランド服を借りることができる。
唐氏は、「現在は年契約のコースは存在しないが、月単位の契約を1年間継続すると約6000元の計算になる。自分でブランド服を購入する場合、2、3着しか買うことができない金額だ」と現状に自信を見せる。他者と洋服を共有するレンタルサービスでネックとなりがちな衛生面は、有資格の外部クリーニング会社に委託。傷等の傷みによりレンタルに出せなくなった洋服は、市場価格の1から3割程度でユーザーに販売するなど品質管理にも気を配っている。
【解放網 12月13日 転載 】



