5階ぶんを一気に滑降…安全性も強調
浦東新区浦建路のショッピングモール「巴黎春天」内の吹き抜けロビーに3月、無料の巨大滑り台が登場する。
滑り台はモール内吹き抜けロビーに設置され、5階から1階まで一気に滑り降りる仕組み。すでに最後の安全検査段階に入っており、パイプ型の滑降部分がとぐろを巻いて伸びるさまは、さながら龍のようだ。
モール側の正式発表を前に、インターネット上ではこの光景が話題となり「この高低差を滑ったら、ズボンが破けてしまわないのか」「摩擦で服が燃えたりして…」「パイプ内は外から見えない。もし前の人が途中で引っかかって止まっていたら、次に滑ってきた人と大事故になるのでは」など、安全性を懸念するコメントが相次いだ。
モール側担当者はこれらの懸念について、すでに北京市やシンガポールにある同様の施設を視察しノウハウを共有してきたことや、設計段階で関係部門と十分な協議を重ね許可を得たことを説明。完成後も実際に滑って速度や摩擦の程度を確認している。運用面では、係員を常駐させ、一人が滑り終わったのを確認してから次の人が滑り始める方式になるとしている。
心臓などに持病がなく、身長110cm以上であれば誰でも滑ることができ、目下のところ体重についての規定はない。身体が大きすぎるなど危険要素がある場合、5階の乗り場で係員が判断しストップをかける仕組みだ。
担当者はまた、今回の滑り台は長期の特別企画で、来店客が飽きて利用者が少なくなれば撤去などを考えるとしている。【東方網 2 月15日 転載 】



