上海で10 年以上の歴史を持つ、名物親父「浜ちゃん」で在住日本人におなじみのとんかつ店が12月10日、胶州路店をオープン。以前営業していた胶州路へ、3年ぶりに復帰した。
かつは揚げ油から早めに出し、余熱で必要な分の火を通す。そのため揚げる時間が少なくなり、お肉が硬くならないのだとか。実際に「とんかつ(ロース)」(85元)、「とんかつ(ヒレ)」(85元)を食べてみると、いずれもサクサクと肉まで軽い歯触りだ。野菜をたっぷり使った濃い目の甘口ソースとの相性も抜群。
スライスしたニンニクを挟んで揚げる変わり種の「とんかつ(ロースにんにく)」や、浜ちゃんが長年の経験で合びき肉の「ベストバランス」に辿りついたという「ハンバーグステーキ」(85元)などもあり。また今なら「カキフライ」(100元)、「海老フライ」(100 元)に、エビ、ホタテ、アジ、イカ全部入りの「海鮮フライ」(100元)などの冬季限定メニューも揃う。これら定食メニューは全て、洗い方にこだわったふっくらご飯に、味噌汁、漬物、キャベツ付きだ。
店内は高い天井に打放しコンクリートがクールなカフェバー風のスタイル。「石持の南蛮漬け」(45元)や「イカリングフライ」(45元)をつまみに、ちょっと珍しい「新疆黒ビール」(20元)や「赤じそ梅酒」(35元)を楽しむのも良さそうだ。

分厚いかつも、さっくり噛み切れる「とんかつ(ロース)」

「ハンバーグステーキ」はタマネギの甘みがしっかり

すっきりと飲みやすい「新疆黒ビール」

ダンスナンバーが流れる、カフェバーのような店内

[とんかつ浜ちゃん]
住所:静安区胶州路273弄60号
電話:021-5283-3710
営業時間:11:30~14:00、17:30~22:00(LO21:30)
席数:30席



