
異例のチェリスト
バロック風味でバッハ披露
欧米で近年高い評価を得る新世代チェンバロ奏者、マハン・エスファハニが4月、上海音楽庁でコンサートを行う。イラン生まれ、米国育ち。米国、イタリア、チェコにて名だたる奏者に師事し、10年に英ロンドンでソロ・デビュー。その後ソリスト、客演指揮者として欧米各地のコンサート、音楽祭にて演奏を行ってきた。15年にはわずか30歳でロンドンギルドホール音楽演劇学校の教授に就任している。
人気の秘密は、繊細なチェンバロの音色で奏でる個性的、躍動的な演奏。これまで英国BBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」選出など、チェンバリストとして前例のない名誉を多数獲得してきた。
当日のプログラムは、日本でも有名なオルガン曲「トッカータとフーガ ニ短調」に、全32曲のチェンバロ曲「ゴルトベルク変奏曲」と2組のバッハ楽曲を予定。
チェンバロの神秘的な響きは、現代ではどこか新鮮。話題の新人の手腕を、バロック音楽の花形楽器の音色で存分に味わって。
マハン・エスファハニ チェンバロコンサート
4/9(日)19:30
会場:上海音楽庁
住所:黄浦区延安東路523号(×西蔵南路)
チケット価格:480、380、280、180、80元




