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【Bizニュース】中国化粧品市場、韓国化粧品が大幅伸長

【Bizニュース】中国化粧品市場、韓国化粧品が大幅伸長 漫步创媒Whenever上海
2017-08-07
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导读:BizCHINAニュース紹介 TPCマーケティングリサーチ社は、中国化粧品市場のリサーチ結果を発表した。

Whenever BizCHINAニュース紹介


 食品や化粧品などの市場調査を手がけるTPCマーケティングリサーチは7月27日、中国の化粧品市場についての調査結果を発表した。2016年度の市場規模は前年度比5.1%増の2兆9006億円となった。韓国化粧品が大きく需要を伸ばしている。この調査は、17年4月から7月にかけて実施された。


韓国製品輸入額、14年比3倍

 中国化粧品市場は13年度は同11.2%増、14年度は同11.9%増、15年度は同8.2%増となっており、それらに比較して16年度は伸びが鈍い。経済成長の停滞に伴い、市場の中心を担う百貨店やGMSが苦戦を強いられていることが主因で、17年度は16年度比4.2%増の3兆220億円で推移する見通し。ただし、インターネット利用者や越境EC参入企業の増加で、通販チャネルは拡大しており、今後も成長の牽引役と見込んでいる。

 目立っているのは韓国化粧品の需要拡大で、16年度の輸入額は14年度比の約3倍、15億7000万ドルと大きく伸びたほか、アモーレパシフィックやLG生活健康など韓国系企業の売上高も増加した。

↑ 成長率は低下したものの、拡大基調は継続(画像提供:TPCマーケティングリサーチ)



インバウンド人気で日本勢も伸長

 分野別では、スキンケアが構成比49.0%、前年度比6.4%増の1兆4214億円でトップとなった。上記韓国メーカー製品の需要増に加え、日本でのインバウンド需要の影響で、“Made in Japan”に対する人気が向上したことも要因で、資生堂や花王などのブランドが売上を伸ばしている。

 次いでヘアケアが構成比22.5%、前年度比1.2%増の6539億円となった。トップシェア勢のP&GやUnileverなどが減収した半面、いち早く農村都市への開拓に着手したL’Orealやアモーレパシフィックが売上を伸ばし、全体として拡大基調を維持している。

 伸長率が最も高かったのはメイクアップで、前年度比10.2%増の4239億円、構成比は14.6%だった。韓国ドラマで使用シーンが放映されたことをきっかけに、韓国コスメを中心にBBクリームやクッションファンデーションが人気を集めたことが要因に挙げられる。

↑ 分野別では、メイクアップが最も大きく伸びた(画像提供:TPCマーケティングリサーチ)



韓流ブームでアモーレ躍進

 企業別シェアでは、高級ブランドが好調に推移したL’Orealが8.7%でトップ。次いでP&G(7.5%)、資生堂(4.2%)、中国系の無限極(3.1%)、アモーレパシフィック(3.0%)となっている。中でもアモーレパシフィックは、韓流ブームの影響で売上高が前年度比35.0%増と急拡大した。

↑ シェア上位5社。主力販売チャネルが苦戦したP&Gと無限極は低下したが、通販チャネルが好調だった資生堂は伸びを示した(画像提供:TPCマーケティングリサーチ)



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