
移ろうショパン
個性豊かに表現
ショパン演奏で知られる仏パリ在住のピアニスト、ジャン=マルク・ルイサダが6月25日、上海音楽庁でピアノリサイタルを開催する。
58年チュニジア生まれ。16 歳で名門パリ国立高等音楽・舞踊学校に留学した。著名ピアニストのパウル・バドゥラ=スコダ、ニキタ・マガロフに師事した経験も持つ。
85年、第11回ショパンピアノ・コンクールで第5位に入賞。以降、独グラモフォンや米RCAレッド・シールといった老舗レーベルからショパン、モーツァルト、ベートーベンほか数多くのCDをリリースし、国内外で評価を得ている。
特徴は、「ロマンティック・ピアニズム」と呼ばれる優雅で表現豊かな演奏。大胆な変速や強調を用い、即興のように奏でる変幻自在な音色を楽しもう。当日、前半はベートーベン「創作主題による6つの変奏曲」「ピアノソナタ第12 番」「ピアノソナタ第28 番」を予定。休憩後の後半にはショパンのワルツ全集を披露する。
ジャン=マルク・ルイサダ ピアノリサイタル
日時:6月25日 19:30
会場:上海音楽庁
住所:黄浦区延安東路523号(×河南南路)
チケット価格:480、380、280、180 元




