
Whenever BizCHINA 12月号、配布中!(上海以外は12月1日配布開始)
働く空間づくり
中国系企業の間で高まる、「空間づくり」という無形価値への関心。創業ラッシュで形成された、インキュベータという新種の産業集積地。空間づくりへの感度の向上をにらみ、新規進出した日系企業の事例。オフィス業務のセキュリティや効率化を支えるソリューション。「働く空間」をめぐる、中国系・日系双方のトレンドを紹介する。

●上海ASK
中央企業からも受注
中国の空間づくり需要に新傾向
●寄稿:ドリームレンタルオフィス 副総経理 李 海玲
現法開設や起業に、インキュベータという選択肢
●山月堂(上海)装飾
インテリアの総合商社
進出1年半で中国市場も開拓
●コニカミノルタ
デジタルワークフローソリューションで書類・文書を管理しやすく
●サンワサプライ
日常の移動から短期出張まで
多機能3WAYバッグが好調
●名鑑
エイトレント、オカムラ
外資系企業女性社員のための乳がん早期検診プロジェクト
参加企業に聞く

コニカミノルタ(中国)投資 董事総経理 大屋裕之氏
このプロジェクトは企業が社員の健康を守るための福利厚生のひとつで、乳がんの発症率が高くなる35歳以上の女性社員に、マンモグラフィ(乳房X線撮影装置)、超音波検査等を用いた乳腺検診を提供する。乳がん・乳がん検診の知識を広める啓発活動として、「ピンクリボン月間」の毎年10月に開催、2017年で10回目を迎える。現在の参加企業は、コニカミノルタ、電通、トヨタ自動車金融、カシオ、三井住友海上火災保険、ヤマト国際物流、羅徳共拓公関顧問の7社。
乳がんの発症率は中国でも上昇傾向にあるとされ、中国社会の変化に伴う仕事と家庭でのストレスが影響している可能性も指摘されている。
都民銀商務諮詢(上海)
地銀式、ワンストップ経営相談
日系普遍の悩みと環境の変化
地銀といえば地域の中小中堅企業へ金融面だけでなく、さまざまな経営課題の解決支援などコンサルタント的なサービスも提供している。中国に進出した(する)日系企業向けにそうしたサービスを提供しているのが、東京TYフィナンシャルグループの都民銀商務諮詢(上海)だ。2009年の設立以降、中小中堅企業を主対象に経営相談に応えてきた。相談内容からは日系企業の普遍的な悩みと、変化する中国のビジネス環境が垣間見える。

副董事長・総経理の蓑田氏(左)と董事副総経理の小原氏
中華の様式美×機能の隠し味
主張が光る職人派厨房メーカーを直撃取材
家屋や家具の様式は国ごとの個性が強く宿るものだったが、近代化するにつれ合理性や機能性から似たり寄ったりの外観になっていった。数千年の歴史に育まれた様式美を持つ中国も例外ではない。その流れに抗い、近代的なシステムに中華の様式美を組み合わせた厨房をデザイン・製造しているのが、インテリア・デザインを手がける安徽省四水帰堂整体家居(四水帰堂)だ。

●成都を一帯一路の窓口に─EUの17機関が立地契約
●造林の経済学─大気汚染の化学工業都市が森林都市に生まれ変わる
●武漢漢欧州国際物流、仏スポーツ小売大手から欧州行き専用列車便を受注
──など、中国や世界の経済ニュースが盛りだくさん



