上海軌道交通の乗車時に、交通カードが不要となりそうだ。スマートフォンのアプリに表示させたQRコードを改札機に読み取らせ、「Alipay」「銀聯(UnionPay)」で乗車料金を支払うシステムが、10月末ごろから導入開始となる見込みだ。従来の交通カードも引き続き使用できる。
軌道交通関係者によると、スマホに上海軌道交通公式アプリ「Metro大都会」をインストールし、この中のQRコードを利用した乗車記録・料金清算機能を使うことで、改札が通過できる。アプリ内にあらかじめ料金をチャージしておくのかなど不明だが、対応する支払い方法は「Alipay」と「銀聯」としている。
なお、QRコードを活用した地下鉄乗車はすでに浙江省杭州市、福建省福州市などで導入されている。小銭を用意して券売機に並んだり、交通カードへチャージする必要がなくなり、市民から好評のようだ。【新浪新聞 10月18日 転載】



