日本でもめずらしい、うなぎのしゃぶしゃぶを専門に提供する「うなしゃぶ近藤」が12月4日、オープンした。今年改装オープンした高級ホテル「虹橋郁金香賓館」（旧虹橋賓館）の1階に位置。総畳敷きで、椅子とテーブルもある和洋折衷の店造り。お造り、うなしゃぶ、うな釜飯と揃った「うなしゃぶコース」（298元）はデートから接待、大人数の宴会にまでうってつけだ。
まず試してほしいコースは、季節の先付けから。しっかりとした固さ、「ごま豆腐」は、わさび、特製あんと一緒に広がるごまの風味を確かめたい。お造りは長崎産の新鮮な魚介が3種、食器や盛り付けにも工夫を凝らし、彩りも鮮やかだ。
主役の「うなしゃぶ」は薄く皮を残したうなぎの切り身が1人分20切れ、2人なら40切れほどが大皿に、野菜と一緒に乗せられて登場する。準備はスタッフにお任せ。鍋が温まったら、10秒ほどお湯の中にくぐらせれば食べ頃だ。コリコリした歯応えに、うなぎの脂がコクを添える新しい味覚を体験できる。柔らかめが好みなら湯の中に入れる時間を長めにして、変化を楽しもう。
「うな釜飯」は注文を受けてからとるだしで炊く特製釜飯がみっちり。外はパリッと中はふっくらの蒲焼きもたくさん乗る。締めくくりは自家製プリンのやさしい甘さで。コース全品を通じ、驚きと満足を味わえるだろう。
うなぎの切り身が新鮮。ごま豆腐、お造りにも隙なしの「うなしゃぶコース」
蒲焼きもたくさん、迫力大の「うな釜飯」
コースの最後を飾るほっとする味の自家製プリン
畳敷きの店内。ふすまを外せば最大50 人の大部屋に
[うなしゃぶ近藤]
住所：長寧区延安西路2000号虹橋郁金香賓館1階
電話：021-6219-6898（日本語可）
営業時間：11:30～14:00、17:30～23:00
席数：50席
