高級和食店「屋久島」が、軌道交通13号線真北路駅近くに10月15日、オープンした。特色は「フカヒレ茶碗蒸し」(58元)など、中華や西洋料理の長所を大胆に取り入れた料理。創作和食と、魚介料理とを堪能できる。
常駐の日本人料理長は経験25年、裏千家の茶道を学んで18年の経歴も持ち、「伝統に拘泥せず、常に新しい和食を求める」が信条。「フカヒレ茶碗蒸し」は、ふたを外すと大きなフカヒレの姿煮が目に飛び込む。滋養に富む味わいと、フカの食感を一度に楽しめる一品だ。ほか、「フォワグラキャラメリゼ梅味噌ソース」(128元)など高級食材の真価を「和」の調理で引き出す。
「革新」は、伝統を知っているからこそ。4人からの忘年会350元プランでは、フカヒレ茶碗蒸しのほかにも、「刺身三種盛り合わせ」「のどぐろ一夜干し」「本まぐろ尾の身煮付け」「天ぷら盛り合わせ」など1人9品のうち、魚介料理が6品。500元プラン全10品には、カニ、エビ、カキ、タラの豊かな個性が調和し、高め合う「寄せ鍋」に、「本まぐろスペアリブ」が登場する。
店内はバーカウンターやステージを備えながら、高い天井や木を多用した内装で、安らげる雰囲気。個室も4人用、6人用、10人用の計6室が揃い、喧騒を離れて上質な和食を心行くまで楽しめる。

忘年会500元プランで提供の「刺身五種盛り」に、魚の風味が溶け合う「寄せ鍋」と「フカヒレ茶碗蒸し」

絶妙の焼き加減でうまみを凝縮。「本まぐろスペアリブ」

じっくり炊き上げる「本まぐろ尾の身煮付け」

木材の暖かみが感じられる店内

[屋久島]
住所:普陀区梅川路1247号3棟1階
電話:021-6238-5757
営業時間:11:00~13:30、17:00~23:00
席数:100席(個室6室)



