BYDは5月27日、同社EVでは初めて価格を10万元以下に抑えた電動SUV「元EV360」を発表した。
新型の三元系リチウムイオン電池(コバルト、ニッケル、マンガンの3種類の原料を正極材に用いて安定性を高めた電池)を搭載しており、時速60kmで360km走行できる航続性能を備えている。40kWの充電設備を用いて電力の80%を30分で充電できる。新車時の走行距離100kmあたり電力消費は13.6kW時ほど低減した。また、自主開発によるモーターにより、発車から時速50kmまで3.9秒で加速できるようにした。
4G通信システムと車載WiFiによりインターネットとの接続が可能で、ナビゲーションやエンターテインメント、リアルタイムの交通情報、気象情報などを入手できる。

↑ BYDの低価格路線EV「元EV360」



