BizCHINA 企業動向
シーメンスは9月19日、IoT運用システムMindSphereの中国市場での提供を、2019年第1四半期に開始すると発表した。7月にアリババクラウドと事業提携を結んでいたが、具体的なロードマップと実行プランが固まってきた。
MindSphereは豊富なAPI、世界各地で導入された100万台以上のシーメンスの各種IoTデバイス、トレーニングやコンサルティングなどのサポートにより、パートナー企業にIoTアプリの開発・運用環境を提供するプラットフォーム。AWSなどクラウド・インフラ上から、PaaS(Platform as a Service)として提供している。
中国ではアリババクラウドと組むことで、接続性、データ分析力、技術力に優れたプラットフォームを提供し、中国IoT市場の開拓に向けたパートナー・エコシステムの確立を目指す。

↑ シーメンスとアリババクラウドのIoT事業が具体化しつつある(写真はシーメンスのプレス・リリースより)



