サービスロボット開発メーカーのECOVACSは6月11日、家庭用掃除ロボットの新製品DEEBOT N3シリーズを市場投入した、と発表した。
同ロボットは容量600mlの大型集塵トレイを備えており、一般的な家庭での3日分の塵や埃を吸収できる。ボディの両サイドを用い、片側で清掃を、もう片側で集塵をおこなうことで、清掃中の埃の飛散を防ぐ。除塵効率は93.5%で、人の手でおこなうより高効率だという。
搭載したナビゲーション・システムにより室内のマップを作成し、自動的にエリア分けをおこなった上で、順に清掃をおこなっていく。人やペットの毛髪が多い箇所も把握し、重点的に清掃する。
排気口には防音フィルターを備えるとともに、三重の濾過フィルターで吸引した塵芥を排気から除去し、空気の二次汚染を防ぐ。
同社は「家事に割く労力の軽減は、生活の質を高める上で重要」と、清掃ロボットの意義を語っている。

↑家事に割く時間を確保しづらいオフィスワーカーなどを主対象に、掃除ロボットを提案(写真はECOVACSのニュースリリースより)



