中国と異国の食材を組み合わせて「炙る」料理が特徴の高級フュージョン料理店「炙在四方」が8月18日、花園飯店近くのレストラン街2 階にグランドオープンした。マグロと陝西省名物のパスタ、南半球の深海に生息する魚と中国の香辛料、鶏肉とバラの花…など意外な組み合わせの、目にも鮮やかな造形と味とに驚かされるだろう。9月4日までの1週間限定で、この記事を提示すると、料理を表示価格のなんと半額とする。ドリンクは対象外。
「火烤金槍魚涼皮」(298元)は軽くあぶったマグロを2種類の涼皮で包んだもの。小麦や米の粉を溶いて蒸し、冷やして食べる幅広麺のつるりとした食感とマグロのうまみとが口中で溶け合う。「岩烤長寿魚」(688元)は中国で長寿魚と呼ばれる、ニュージーランド沖などでとれるヒウチダイの仲間、オレンジラフィーが主役。火山岩で石焼きにし、自家製スパイスで味を調える。身がやわらかく、脂がのった白身の魚に辛みが加わり、重層的な味が楽しめる。「玫瑰鶏腿」(168 元)はバラの花びらの上に上質な鶏モモのグリルが載って登場する。
ほかにも、豆腐とフォアグラ、ニンニクたっぷりのナスと和牛種肉など意表を突く料理を多数用意。こうした料理を生み出すシェフは人気グルメ番組「星厨駕到」の顧問を務め、平昌五輪のドイツ代表に随行した経験を持つ。店内天井の巨大スクリーンに映される映像も見ものだ。

内陸の名物、涼皮と大海のマグロが出会った「火烤金槍魚涼皮」

「 岩烤長寿魚」。珍しい魚を珍しい調理法で

バラの香りも楽しめる「玫瑰鶏腿」

天井の景色は星空、流星雨、花吹雪など次々と変わる

[炙在四方]
住所:黄浦区茂名南路56号2階
電話:021-6203-8001(英語可)
営業時間:17:00~翌2:00
席数:128席



