
「海鮮ガンガン焼き」は殻ごと食材を蒸し上げる。漂う磯の香りが食欲をそそる
虹梅路沿い、SOHO3911の電灯アーチをくぐり抜け、奥に進むと看板が見える「日式炭火焼烤店 九州彦蔵」。上海8年の人気店「九州酒場ひこぞう」と共に、名物の炭火焼きや九州料理で客を魅了してきた同店は、今年1月で1周年を迎える。
一押しの「海鮮ガンガン焼き」(228元)は、缶に海鮮を入れて蒸す。漁師が生み出した調理法と言われ、シンプルに魚介のうま味を味わえる。メニューは2種選べ、一つは広島産カキ5個に、車海老3尾、トコブシ、小ツブ貝が各3個、タコ足1本と様々な海鮮が揃い踏み。もう一つはカキのみ10個をとことん堪能できる。毎朝仕入れているので鮮度も抜群だ。殻付きで蒸したカキはプリプリ。日本酒と共に豪快に頬張ろう。
酒のつまみには「ウニ、イクラたっぷり痛風盛り」(79元)も。プリン体のことは忘れて、贅沢に海の幸を味わいたい。
もちろん忘れてはいけないのが名物の鶏料理。炭火で焼き上げた香ばしさとジューシーさが自慢の「炭火焼き」(69元)のほか手羽、ムネ肉といった部位が一皿に詰まった、「半身鶏カラアゲ」(69元)もおすすめだ。九州料理といえば「もつ鍋」(1人前98元)も外せない。
宴会用メニュー(4人以上、260元~)もあり、貸し切りだと70人でも利用可。テレビ鑑賞もできるので、大勢で盛り上がりたい時の選択肢に加えておこう。

九州料理定番の「もつ鍋」。モツのプルプル食感を楽しむ

見た目鮮やかな「ウニ、イクラたっぷり痛風盛り」。ノリで包んでさらに磯の香りをプラス

木造りのほっとする佇まい。場所によっては店員が調理する姿が見られるところも
[日式炭火焼烤店 九州彦蔵]
住所:長寧区虹梅路3911号SOHO3911-4号楼2階
電話:021-3428-0669
営業時間:17:30~23:00
席数:70席




