東京マラソン財団は14日、3月1日に開催される今年の東京マラソンについて、参加を取りやめる中国在住者に対しては2021年大会の参加料1万8200円を免除すると発表した。新型ウイルスにより、中国からの今年の参加自粛を促すための措置。東京マラソン公式サイトや、時事通信など日本の各メディアが伝えている。
報道によると、今年エントリーしている中国在住者は1820人。
同財団はこれまで、今年参加を取りやめる中国在住者については来年の出場権を認めるが、参加料は返金せず、来年も改めて支払いが必要と発表していた。その後、東京都から中国在住者への特段の配慮を検討するよう要望があり、来年の参加料を免除する方針に変更した。
今年の大会では、参加者にマスクや除菌用ウェットティッシュを配布し、レース中の給食物を個別包装したものに切り替えたりすることで感染症対策を取る。



