乳製品事業を手掛ける伊利集団は11月30日、インドネシア西ジャワ州政府に、コロナ禍の中での産業活動再開をサポートするため、現地子会社を通じて支援物資を寄贈した、と発表した。
同社はインドネシア進出以来、持続的に公益慈善活動に取り組んできた。新型コロナウイルス災害発生後は、これまでにマスク10万枚、ゴーグル2000個、防護服2000セット、携帯式手指消毒剤、抗疫用食材のパッケージ、アイスクリームなどの抗疫物資を寄贈してきた。
今回寄贈したのは、現地ニーズに合わせて開発した食品のデリバリー用自転車。市街地用自転車の後部に食品輸送用のボックスを搭載している。中小企業局へと寄贈した。西ジャワ州は面積が広大で、自転車は地元住民の生活に欠かせないものとなっている。食品を輸送販売できる自転車を贈呈することで、現地の食品メーカーが日常的に物資を輸送し、食物やアイスクリームなどを販売しやすくなるよう後押しし、産業活動の復活支援を図る。

↑西ジャワ州の産業活動再開をサポートするため、食品デリバリー用自転車を寄贈した(伊利集団のリリースより)





