
2人いても一品だけで満足しそうな「新加坡叻沙」
シンガポールを中心に東南アジア料理を提供するレストラン「新叻荟・新加坡餐厅」が1月29日、中山公園駅近くにオープンした。「龍之夢」「来福士」といった大型ショッピングモールが林立するエリアとは逆方面の駅8番出口近くで、周辺は落ち着いた雰囲気。目の前にある中山公園を訪れる前後で利用しやすいのもポイントだ。
40席ほどの店内は一面爽やかな白で統一し、清潔感に溢れる。ランプシェード、天井に取り付けられたシーリングファンやパーテーションには、木や植物を編み込んだ素材が使用されており、店に一歩入った瞬間からシンガポール“らしさ”を感じる。気候が暖かくなってくればそれがさらに際立つはず。
人気のメニューは現地でもおなじみのラクサ「新加坡叻沙」(48元)。3尾入った大きなエビの出汁に、酸味と辛味の絡んだスープがベース。ココナツミルクによる甘みも含まれ、ほのかに香りが鼻に抜ける。野菜などに埋 もれたビーフンは中太麺で、かなりボリューミー。2、3人でシェアするのが良さそうだ。
定番の海南チキン「去骨海南鶏」は1/4が42元、1/2が78元。こちらも人数によって選ぼう。チキンスープで炊いたライス「鶏油飯」(6元)は別売り。チキンスープ 「鶏清湯」は無料だが、注文しないと運ばれてこないので忘れずに注文したい。
「去骨海南鶏」は3種のソースを駆使して味わい尽くそう

ほどよいスパイシーさと甘さが同居する、バジルと牛肉を炒めた「羅勒葉炒牛肉」(58元)

[新叻荟・新加坡餐厅]
住所:長寧区定西路1307号
電話:152-2177-8565
営業時間:10:00~21:30(LO20:30)
席数:40席



