新型コロナウイルス対策として日本入国者に求められていた、ワクチン3回分の接種証明や、出国前72時間以内の陰性証明の提示が、29日から不要となる。中国大陸からの入国者に対して行っていた、2割程度のランダム検査も実施しない。
水際対策の終了は当初、感染症法上の位置付けが「5類」に移行する大型連休明けの5月8日に予定されていた。しかし、連休中に海外へ旅行していた日本人の帰国で空港の混雑が見込まれるため、前倒しとなった。
発熱、せきといった症状がある入国者への検査、陽性者の指定施設療養は継続する。5月8日以降は、症状がある人に対して空港にて任意でゲノム解析を行い、新たな感染症を監視する。
また在日本中国大使館も29日より、中国入国時のPCR検査証明を撤廃し、出発48時間以内の抗原検査に切り替えると発表している。詳細は以下ホームページで確認できる。
http://jp.china-embassy.gov.cn/jpn/lszc/202304/t20230425_11065428.htm