上海市で、バレンタインデーと元宵節が重なった2月14日、ここ1年間で最多となる約4900組が婚姻届を提出した。地域別では浦東新区が884組で最も多く、長寧区が373組、楊浦区が360組。どちらかまたは両方が外国人のカップルも、29組いた。
バレンタインデーと元宵節が重なる“ダブル節句”は、19年に1回。縁起を担ごうと、当日は市内各地の婚姻登記所に早朝から多くのカップルが詰め掛けた。
楊浦区民政局の婚姻登記センターでは、営業時間の9時前に、すでに200組以上が行列を作った。先頭のカップルは深夜0 時に来たという。浦東市民センターでも、まだ寒さの厳しい朝4時から行列ができ始めた。同センターの職員は6時にドアを開け屋内を開放すると、受付時間も通常の9時から8時に繰り上げた。
こういった入籍ラッシュは近年たびたび見られており、「十全十美」(完璧)を意味するとして10年10月10日には1万組強の入籍記録が作られた。これに次ぐのが「愛你一生一世」(君を一生愛する)と発音が似ている13年1月4日の7300 組と、「一生一世」の11年11月11日の5007組。今回はこれらトップ3には及ばなかったものの、今年最初の入籍ラッシュとなった。
【東方網 2月15日】

