割烹着姿が眩しい若女将がにこやかにもてなす、豆腐、湯葉、生麩を中心とした京料理店「京菜や 穂乃香」が5月25日、仙霞路にオープン。“あたたかみを重視した”という原木をふんだんに使った店内は、京都の老舗料亭のような上品な雰囲気でいっぱい。現在、「らくらくプレスを見た」で生ビールを1杯サービス中だ。
関西出身の料理長は、経験ウン十年というベテラン。すべての料理を手作りするのは、その料理長を含めたった2 人の日本人料理人だというから驚きだ。加熱加減が難しい豆腐も、熟練の技術で“やさしい”食感につくり上げる。また、京都をはじめとした日本の食材も大事なポイント。これら素材と技術で、安定した味を保証する。
豆腐や湯葉、生麩、納豆の料理含め、単品メニューは60 種以上を揃える。冷めてから甘みが引き立つため、「2度味を楽しんで」と料理長が勧める「手作り湯豆腐」(42元)に、胡麻とヨモギの2 色の生麩と、鴨、野菜を甘辛く炊き合わせた「生麩と鴨の治部煮」(45元)ほか「ピザ豆腐」(35元)なんて変わり種もあり、女性にウケそうな予感。
「壱岐」「さつま無双」といった九州の焼酎を、前もって水で割って角をとり、まろやかにする“前割り”スタイルで提供。カウンターで女将と語らいながら、または2 人用から最大12 人まで6つ揃う個室で気がねなく、とお好きにどうぞ。

↑ひきわり納豆、しば漬けなどが入った「納豆きつね焼き」(35元)

↑「 引き揚げ造り」(38元)の湯葉は繊細な滑らかさ



