上海市政府系のメディアプラットフォーム「City News Service」が日本語版の運用を開始した。フォローしておくと、タウン情報や政策情報を日本語でタイムリーに入手できる。以下リリースを紹介する。
シティ・ニュース・サービス(City News Service:“CNS”と略)は10月7日、上海の日本人に向けて日本語情報を発信する日本語版ウィーチャット公式アカウントを開通した。CNSのプロダクト形態とサービス機能をさらに向上させ、情報の発信を通じて「外国人が上海に溶け込む」ことをより促し、上海の日本人4万人の生活に一層の便利さを提供する。
新しいCNS日本語版は、サービス・イベント・文化という3つの分野に焦点を当て、上海の日系企業と日本語系読者にローカルサービスの窓口を開き、政策に関する情報サービスを提供する。CNS日本語版では、主に次のような内容を発信する。
1)ポリシーのパブリケーションに焦点を当てる
2)日常生活、医療や教育などの生活サービスガイドを提供
3)ビジネス環境調査、フォーラムといった企業関連サービス内容を提供
主に展覧会、イベント、芸能などの情報に焦点を当て、上海及び長江デルタ地域などの日本語読者に向けてイベント情報を豊富に提供
ライフスタイルのコンテンツを提供。飲食住や遊び、エンタテイメントなどの情報を紹介する。具体的にはシティーウォーク(Citywalk)、読書会、親子育児、手作り、伝統文化体験などを発信する。
今回のCNS日本語版の開設は、シティ・ニュース・サービスの全メディアルートの拡大を意味する。その正確な伝達と垂直サービスの特色を発揮し、上海がより国際的、友好的、多元的、包容的な都市になるための貢献を目指す。
注目すべき点は、CNSがすでに今年、日本人を対象とした特別調査活動を数回展開したことで、活動では日系企業の高級管理者、多国籍企業家及び日本人代表と政府関係代表を招き、上海の渉外サービスの最適化について交流討論を行った。この調査・交流の結果、CNS日本語版はCNSがユーザーのニーズに寄り添う上で重要な措置であり、上海の外国人により良質のサービスを提供して上海の国際化発展に積極的に貢献するとの期待が示された。
2022年11月8日設立したワンストップ対外情報サービスであるプラットフォーム・シティ・ニュース・サービスは、上海市政府新聞弁公室が主催し、運営は上海日報社が行う。都市の重大ニュース、政策サービス情報、文化生活情報等に焦点を当て、政策理解、生活ガイドなどの特集も開設する。さらに関連業務を取り扱う窓口を提供して外国人の関心に応え、その個性的な情報とサービスのニーズを満たす。現在、CNSは計12項目の渉外政務サービスと2つの商業サービスプラットフォームに繋がると同時に、数十回に及ぶオフライン活動を通じてコアユーザー層と交流しており、これらを通じてブランド影響力がさらに強まることを目指している。
日本の外務省によると、2022年現在4万人に近い日本人が上海に住んでおり、米ロサンゼルス、タイ・バンコク、米ニューヨークに次ぎ、世界4位となっている。
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編集:曹 俊
写真: シティ・ニュース・サービス
ソース: シティ・ニュース・サービス
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