大陸28都市の平均月給北京が2位
求職・転職サイトの「智聯招聘」はこのほど、中国大陸部の主要28都市における最新の平均月給データを発表し、トップは上海市の5479元だった。2位の北京市(5343元)と3位の広東省深圳市(4776元)の差は大きく、上海と北京の2都市が突出した結果となっている。
7位までを沿岸及び長江デルタ地域の都市が占めた。重慶市(9位、3988元)、四川省成都市(12位、3887元)、雲南省昆明市(14位、3669元)といった西部の主要都市が、中部の湖南省長沙市(15位、3630元)、安徽省合肥市(16位、3580元)、湖北省武漢市(20位、3531元)などを上回っているのも特徴。ワースト3は河北省石家庄市(3161元)、山西省太原市(3168元)、河南省鄭州市(3249元)だった。
上海の業種別にみると、会計、法律などの専門職が1万2258元でトップ。仲介業が1万1067元でこれに続き、3位がコンサルタントの8686元だった。同サイト関係者は、「仲介業は人気がないため、競争率は低いが、給与水準は高い。一般的な人気だけでなく、こういった“掘り出し物”に着目してみるのも、転職を成功させる一つの方法」とアドバイスしている。
【上海熱線 7月17日 転載】

