
「本帮熟酔蟹」には125g以上の蟹を厳選。蟹みそと卵の程よいバランスが売り
10月18日に天山路と遵義路の角にオープンした「空桑偶得・紹興酒場」は、日本人の間でも知られた上海蟹の店「孔乙己酒家」の新しい飲食店ブランド。「より気軽に立ち寄れるように」と店のサイズをコンパクトにした、居酒屋風の店作りを目指している。
11月末まで開店記念として、来店時に「らくらくプレスを見た」と伝えると、酸味が少なくまろやかな味わいで飲みやすい紹興酒「花彫王20年」を一杯サービス。まずは同店の魅力である紹興酒を味わおう。
店名の「空桑偶得」は酒の起源に関する伝説の一つ。これによると、古代に残り飯を桑の木の洞に保管して忘れた結果、飯が自然発酵し、芳醇で甘みのある食べ物に変化。西晋時代の文筆家江統が執筆した「酒誥」にも同様のことが記されているという。
10月に入り、「孔乙己」の代名詞とも言える上海蟹「大閘蟹」のシーズンが到来。紹興酒に漬け込んだ「本帮熟酔蟹」(48元)には江蘇省の湖、太湖産のメスの大閘蟹を使用した。一度蒸した後、紹興酒に漬け込んだ蟹は一口目から鼻に抜ける芳醇な香りを楽しめる。
メニューには日本語訳も併記され、直感的にオーダーしやすい配慮も。1階奥のスペースは30人ほどでの貸切利用も可能なので、来るべき忘年会・新年会の候補店としてもチェックしておきたい。

高菜を使用した紹興の伝統食「梅干菜」をシャリの上に載せ、寿司に見立てた「梅干菜寿司」(18元/2貫)

ランチメニューは5品ついて58元から。20 日以降に登場予定

時間:11:00~14:00、17:00~24:00
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