交通カード向け新型機、260台配備上海市の軌道交通1、2、9号線など8つの路線の一部駅で2月26日までに、計262台の新型交通カードチャージ機が配備された。現金がなくても銀行カードによる残高チャージが可能で、将来的にはカード返却機能も実装される予定だ。
この新型機は黒と緑のボディが特徴で、交通カードに続いて銀行カードを挿入、そのパスワードを入力することで、銀行口座からのチャージができる。チャージ金額は10、50、100、200、300、500元の6つから選ぶ仕組みだ。1号線「莘庄」駅でさっそくこの機械を使っていた乗客の劉さんは、「万が一、手元のお金がなくてもチャージできる。便利だね」と笑顔を見せた。
駅職員によると、この機械の正式名称はCVM自助充値機といい、チャージ後にはレシートが発行されるが、印鑑の入ったレシートが必要な場合は窓口で対応する。また、銀聯機能を持った銀行カードのほか、各種クレジットカードも使用可能。ただ、現金は使えないとのことだ。
【新聞晨報2月26日転載】

