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【新規開店】一歩入れば香るナンプラー　“タイの屋台”が新閘路に開店

漫步创媒Whenever上海

2024-03-15

导读：「是隆路船面」は昨年末にオープンしたタイ式ヌードル店。陜西北路との交差点から新閘路を西に30mほど入ったところに見えてくる、半屋台風の外観が目印。

甘タレで煮詰めた牛肉入りの「秘制滷牛臉肉船面」（48元）。空芯菜やもやしのほか牛肉団子入り

　「是隆路船面」は昨年末にオープンしたタイ式ヌードル店。陜西北路との交差点から新閘路を西に30mほど入ったところに見えてくる、半屋台風の外観が目印。深夜から営業するバーの前のスペースをパーテーションなどで仕切って営業している。隙間風などが入り込むため、天候によってはまだ肌寒く感じるかもしれないが、それがかえってタイの屋台にいる雰囲気にさせてくれる。

　10年以上タイで暮らした経験のあるスタッフたちが提供しているのは現地の言葉で「クイティオ・ルア」と呼ばれる麺料理。日本ではボートヌードルなどと訳されるこの料理は、バンコクの運河の小舟にて周辺住民や運河で働く人たちに売られていたことが由来で、一般的に小さなお椀に入れて提供される。同店では大きめのお椀で提供されるため、十分にお腹を満たしてくれる。

　炒めた香辛料と具材を煮込んだ店独自のレシピで調理。レモン汁やナンプラーによって酸味と少しの辛みを感じるスープの中には、茹でたもやしと空心菜、揚げたニンニク、パクチーが入る。肉の入らない「素船面」は32元から。麺はきしめん風の平たい「河粉」、細い米麺の「细排面」、中太米麺の「粗米粉」と卵入りの細縮れ麺「広東升面」の4種類から選べる。さらに麺のおかわりは無料な上、毎回異なる麺を頼めるのも嬉しいポイント。