新オープンの店が軒を連ねる仙霞路の新虹橋商厦に5月8日、創作和食の新店「旬菜ダイニング 膳」がオープンした。日本、海外の有名ホテルでの長い経験を持つ日本人料理長が作り上げる「ワインにも合う創作和食」を提供。豊かな彩りと、“通”な逸品が自慢だ。
料理長のイチオシは、サーモン親子和えや鮪の時雨煮、クリームチーズとマスカルポーネチーズ、牛乳で作ったチーズ豆腐が一口ずつ並ぶ小鉢3種盛に、黒七味と塩や、その場ですり下ろす生わさびなどでいただく楽しげなお造り4種盛など目にも鮮やかな「350元コース」。なかにはカレー塩が効いた「パンの海老真丈はさみ揚げ」といったユニークな品もあり、いつもと違う食事体験にお酒も会話もすすみそう。
同店ではほかにも、スパイスが香る「タコス」など洋食系メニューに、だしジュレソースがかかった「生うにを添えた冷たい豆乳ムース」(70元)、芳醇なうま味が広がる「クリームチーズ西京漬け」(38元)など“会席料理の一品”をテーマにした独創的なメニューを、単品でいただける。敷地の割に席数を少なくした店内は、明るく開放感いっぱい。一歩入れば料理にぴったりな“華やか”気分を高めてくれるだろう。

広い空間を贅沢に使った明るい店内

メキシカンな香りの「タコス」(55元)

「生うにを添えた冷たい豆乳ムース」(70元)はクリーミーな味わい



