大上海時代広場の改装完了に伴い、惜しまれながら姿を消した人気広東料理店が上海に復活した。食の激戦地、香港地区に本店を構える翰林軒では、繊細で目にも鮮やかな料理の数々を味わうことができる。
ランチでは広東出身の職人による60種の本格点心(16〜36元)が楽しめ、ディナーでは新鮮な海鮮やアワビ、フカヒレなど高級食材を提供する(コース398元/名〜)。選りすぐりの料理の中から今回は、日本人ゲストに人気のメニューを味わった。
まずは、広東出身の職人による点心の数々。大粒のエビがゴロリと入った贅沢さがたまらない蝦餃(36元)や、ジューシーなエビ焼売の上にアワビの姿煮を乗せた北菇焼売皇(38元)はボリュームも抜群。スイーツが好きな方には看板メニュー、もちもちのヨモギパンケーキにマンゴーのあんを挟んだ香芒薄餅(21元)がおすすめだ。
さらに、一匹の蟹を酒蒸し、茶碗蒸し、ソテーと3種の異なる調理法で味わう一品(時価)は、ドライアイスの霧に包まれてやってくる迫力も相まって、おもてなしで振舞うと株が上がりそうだ。
なお翰林軒では7月31日まで、サービス料不要、全メニュー12%OFFのキャンペーンを実施。大切なお客様のアテンドから気軽な点心ランチまでさまざまなシーンで、活用してみてはいかがだろうか。
なお、姉妹店に当たる翰林金閣ではオールド上海の洋館に店舗を構え、ベテランシェフによる創作広東料理、上海料理を提供している。1930年代の上流階級の暮らしを再現した優雅な空間で贅沢な時間を堪能しよう。

濃厚な生マンゴーと大粒のグレープフルーツがぎっしり詰まった人気のスイーツ、楊枝甘露38元

一匹の蟹を酒蒸し、茶碗蒸し、ソテーと異なる調理法で提供した一品

上品かつ華やかなインテリアが印象的な店内

4名用から22名用まで大小多数の個室を完備し、多様なニーズに対応



