
前回は江蘇省の中で最も日本人が多く住む蘇州市の蘇州高新区(通称:新区)についておさらいしました。今回は市東部の蘇州工業園区(通称:園区)についてお話しいたします。
園区は1990年代に中国の国務院とシンガポール政府が共同で開発を進めたエリア。中国、シンガポールをはじめ、日本や欧米系外資企業がオフィスを構えています。欧米系の飲食店および欧米人向けの食材が充実したスーパーも多くあり、異国情緒を感じられます。日本食は商店街「恵坊」に集中。足しげく通う在住日本人も多いです。
金鶏湖の東西が人気
繁華街は区西部の人造湖「金鶏湖」周辺。湖中心から西を湖西、東を湖東エリアと呼び、園区在住日本人は主にこれらのエリアに住んでいます。湖西付近の軌道交通駅は星海広場駅と、「ズボンビル」 として知られる複合ビルの東方之門が建つ東方之門駅です。日本人には東方之門周辺の「蘇州中心」「188」「サミット」「天域マンション」といったマンションが人気です。
一方、湖東の軌道交通駅には文化博覧中心駅、時代広場駅があります。久光百貸、イオンモールなどのほか、若年層に人気の誠品書店も。「豊隆マンション」「玲瓏湾」「和風雅致(ダイワハウス)」などが在住日本人から好評を集めています。
部屋はゆったり インター通いに◎
前回「住むなら築年数の経った家を」とお伝えしましたが、今回挙げたマンションは、ほぼ築年数7年以上経過。比較的新しい蘇州中心についても日本人が退去済みの部屋も増え、安定期に入っていると言えます。おしなべて新区に比べ部屋の面積が広く、家族連れやインターナショナルスクールに通う子どもがいる場合は◎。ですが、こちらも前号で述べたように日本人学校に通う子どもがいる場合や、海外経験が少なく、自力での生活が不安な場合は新区の淮海街(通称:商業街)周辺で探すのがベターです。
弊社は2009年の開業以来、市内の件介業者、不動産オーナーとの信頼を築き、そうした情報を逐一チェック。今回挙げたマンションをはじめとした、皆様が暮らしやすい部屋をご案内いたします。不動産のことなら弊社にお気軽にご相談ください。


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