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【麺インブラック】CASE 13 “癒しを探し”「竹昇麺」上海市「楽発麺館」

【麺インブラック】CASE 13 “癒しを探し”「竹昇麺」上海市「楽発麺館」 漫步创媒Whenever上海
2025-08-13
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导读:やあ、皆んな。待たせたな。唐突だが、皆んなの夏のご予定は?

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 やあ、皆んな。待たせたな。

 唐突だが、皆んなの夏のご予定は? 私は毎夏、必ず香港地区(以下、香港と略)に行く。うだるような暑さ。室内のガンガンに聞いた冷房。ブンブン回るうるさい扇風機。あの雰囲気が大好き。

 じゃあ、香港行って何するの?と問われれば最近では「島遊び」と答える。セントラルから船に乗り3、40分。様々な島に行くことができる。島ではスーパーに行きアイスを買ったり、海で遊んだり、山を散策したり。ダラダラするだけ。香港は都市部と自然の距離が近く理想的なのだ。食?すみません。実は香港ではほぼ麺を食べない。ご飯かパンばかり。

 私を癒してくれる愛しい香港。今年は行く時間がない。最近は日本出張も多く、他国に行く可能性も出てきた。仕事の事ばかり考えていたら、頭が悶々としてきた。焦りも感じる。こりゃ今すぐ心に香港を注入せねば。

 そんなこんなで向かった今回のお店。雰囲気はどことなく香港。注文すべきは「竹昇麺」。細く、独特な歯応えを持ち、その香りも独特。香港の麺というよりは広東省の麺なのだろうが、私は気にしない。麺は自分が欲しい情景を脳内によぎらせるために食べに行くのだ。私の場合は「竹昇麺」=香港の情景なのだからしょうがない。

 当店の「竹昇麺」はプチプチという歯応えは弱め。色は茶系に近寄る。でも、その張りや味は、私の脳内に香港の情景を浮かばせるのに十分だ。麺上に配備された練り物系は、各種で歯応えが異なる。楽しい。牛肉も柔らかく新鮮さが伝わる。

 混ぜ麺にはスープが付属するのだが、ここは別で大根スープを注文して欲しい。熱々の大根を、口でハフハフしているだけで心が落ち着く。同店は香港産の飲み物も提供してくれる。あー、これで少しは心がもちそうだ。でも、やっぱり夏のうちに香港行こうっと。


楽発麺館(lè fā miàn guǎn)

住所:上海市黄浦区進賢路204号

電話:199-4629-9019

営業時間:11:00〜22:30



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