母からのプレッシャーで保証書提出
インターネット上に最近、湖南省常徳市の24歳女性が「2年後までに結婚できなかったらホームレスとなる」旨を記し母親に提出した“結婚保証書”の写真がアップされ、話題となっている。
調べによると、この写真が最初にアップされたのは湖南省のニュース総合サイト「紅網」上の掲示板。女性の知人と見られる人物により3月5日、「常徳の女性が母親に結婚保証書を書かされた」という題名で投稿された。写真からは「わたし徐は、26歳までにお嫁に行くことに決まった。できなかった場合、家を出てホームレスの生活となる」との文面が読み取れる。
コメント欄には、両親からの結婚の催促に悩む同年代の若者と見られる人々から、「頑張りすぎだ」「すごい親だ」など同情の声が相次いでいる。
取材に応じた徐さんによると、保証書を書いたのは、母親が手配したお見合いをすっぽかして旅行に出たため。激怒する母親への謝罪として提出した。しかし、こう書いてはみても、徐さん自身「実際には結婚はコントロールできないこと」と考えているという。
大人しい性格の徐さんは、幼稚園の先生を務めており、適齢期の男性との接触も少なく、これまで恋愛経験はない。母親は「同級生が次々と結婚していくのを見て、とても心配している。保証書が役に立つとは本気で思っていないけれど、少しでも安心だと思いたい…」と苦しい親心を吐露している。【財経網3月8日転載】

