WeChatなどにて上海のグルメ情報を発信する「Nomfluence」とのコラボ企画。Nomfluenceの記事からおすすめの一軒を紹介する。

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もし「Cuivre」をまだ知らないなら、それは上海の本格フランス料理を見逃しているということ。徐匯区にあるこの店は、シェフのマイケル・ウェンドリング氏が手がける名店の一つ。上海で15年以上の経験を持つ彼は、素朴で家庭的、そしてバターたっぷりでどこか懐かしさを感じさせる料理を提供し、多くのファンを惹きつけ続けている。
店内は銅の装飾や自然な木の床、柔らかな照明が織りなす温かみのある雰囲気。ワインを片手に椅子にもたれながら、外の喧騒を忘れられる心地良い空間が広がる。
メニューは伝統的な料理がモダンな盛り付けと厳選食材でアップグレードされ、気取らずに楽しめる一品に仕上がっている。洗練されているけれど気取っていない、心温まる料理ばかり。看板メニューの一つ、ヤギのチーズサラダ(118元)は必食の一品。サラダでこれほど絶賛したことはあまりないが、それほどおいしい! ルッコラ、ほうれん草、オーブンで焼いたカボチャ、自家製ベーコンを混ぜ、カリカリのヤギチーズを載せたトーストが添えられている。贅沢を極めるなら、トリュフ・ペンネ・パスタ(218元)を。シンプルながら、クリーミーなパルメザンチーズソースのペンネの上に黒トリュフがたっぷり。
季節限定のタルティフレット(218元)も要チェック。冬季の伝統的なチーズポテトグラタンで、ジャガイモ、玉ネギ、自家製ベーコンを角切りにし、フランス・アルプス産のナッツのような香りと独特の風味を持つルブロションチーズとともに焼き上げたもの。暖炉の前でくつろぎたくなるような一皿だ(上海に暖炉があればの話だけど……)。4月中旬まで提供される。

Cuivre
住所:上海市徐匯区淮海中路1502号1臨
電話:021-6437-4219
営業時間:11:30〜14:00、17:30〜22:00

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