3月中旬から1カ月 入場制限も
上海のお花見スポットとして有名な宝山区の「顧村公園」で3月18日から4月15日まで、毎年恒例の桜祭りが開催される。今年は来場者多数による混乱を避けるため、入場制限措置が取られる可能性もある。東方網が3月9日付で伝えた。
毎年3月中下旬から4月初旬にかけて行われるこの桜祭りは、上海随一の知名度を誇り、過去には1日の入場者数が17万人を記録したこともある。その一方、トイレ不足や食事の行列、交通渋滞などの問題も慢性化しており、なかでも懸念されているのが安全上の問題だ。
関係者によると、今年の桜祭り開催中は、入場者が最大収容人数12万人の80%に当たる9万6000人に達した時点で、入場制限措置が取られる予定。具体的には、チケット売場での入場チケット販売を一時停止、または遅らせるなどの対策を取る。
市緑化和市容管理局は今年、観光客の流れを分散させるために「顧村公園」「共青森林公園」「海湾国家森林公園」「浦東世紀公園」「浦東華夏公園」「閔行体育公園」「虹口魯迅公園」「楊浦公園」の8カ所に対し、互いに協力して花見イベントを開催するよう提言している。【解放網3月9日】

