香港地区発のファッション、インテリアブランド「上海灘」プロデュースの上海料理レストラン「上海灘餐庁」がこのほど、新天地太平湖西岸の洋館に移転オープンした。大胆な色使いで構成するモダンな世界をそのまま再現したファッショナブルな店内で、ジャッキー・チェンやファン・ビンビンも味わった料理の数々を提供する。
魅力は江南と広東、2つの地方の料理を得意とするシェフ2人が協力し作り上げる中華料理。中でも、エビを生きたまま紹興酒に漬け込み一晩置いた「十年陳花雕酔っ払いエビ」(128元)や、8カ月の雌鶏を使用する「パリパリ皮の鶏肉」(78元)など、上海っ子定番メニューがその中心だ。
ひと工夫加えた、創作料理も自慢。ほんのりと辛味を効かせた「辛子海老マヨ」(188元)に、おなじみのローカルフードを世界三大珍味といただく「葱油餅とフォアグラパテ」(98元)などユニークかつ上品な内容となっている。
店内には、同ブランドのインテリアやコラボアーティストによる作品がところ狭しと並ぶ。1階と2階合わせて8つの個室は、梅の花を形どった窓枠が華やかな「フラワールーム」などそれぞれ異なるテーマでデザインされており、訪れるたび新鮮な気分が味わえる。
ド派手な内装に目を奪われる店内
「パリパリ皮の鶏肉」はクラゲ入り

オーストラリア産の上質な牛肉を使った「牛タンの塩焼き」(268元)

【上海灘餐庁】
住所:黄浦区黄陂南路373号
電話:021-6377-3333
時間:11:00~14:00
17:00~22:00
席数:200席

