「鸡白汤盐味拉面」は鶏の旨味溢れるスープにご飯を入れても美味い
東京池袋発、つけ麺の元祖として人気のラーメン店「大勝軒(たいしょうけん)」ののれん分けとなるラーメン店が8月、静安寺エリアの北京西路沿いにオープンした。長寧区の金虹橋店、浦東新区の崂山路店に続く上海3店舗目。本店の創始者である故山岸一雄氏直伝の「特製元祖もりそば」に加え、新店では直伝の技を応用した鶏ラーメンを提供する。
同店オーナーが毎年日本の本店で味の確認や情報交換を続ける中で考案した、新メニューの鶏ラーメン「鸡白汤盐味拉面」(50元)は、現在この3号店でのみ提供中。鶏ガラを9時間煮込んだ濃厚なスープに、味付けは岩塩、海塩など4種の塩のみ。麺は吸水性の良い全粒粉を使用し、具には鶏のモモと胸肉の2種類のほか、豚肩ロースの低温熟成チャーシューが入る。白髪ネギにセロリの葉、生姜が添えられ、見た目も芸術品だ。
看板の特製もりそば「特制元祖蘸面」(45元)は、鶏ガラ、イワシ煮干し、鰹節、野菜を長時間煮出して作り上げた、深みあるつけだれはクセになる味。主役である極太の特製麺は260gほどあり、手の込んだ具のチャーシューや味玉子、メンマはどれも麺の邪魔をしない味と量だ。
木目調のテーブルで統一された明るい店内は、テーブルも厨房もとにかく清潔。麺作りだけではなく店への愛情も、本店から受け継いでいる。
「特制元祖蘸面」のつけだれは、最後はスープで割って。替え玉は1回無料
炭火焼きの「串焼き盛り」(6本65元)などのおつまみも揃う
軌道交通静安寺駅から華山路を北方向に、北京西路で右折。歩道の左手側
[大勝軒]
住所:静安区北京西路1700号-8沿街商舗
電話:186-1612-2103、187-2159-7800
営業時間:11:30~14:00、17:00~22:00
席数:約30
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