春節で人出不足、1時間60元も
多くの出稼ぎ家政婦が帰省する春節を控え、家政婦の雇用価格が高騰の兆しを見せている。春節期間中は通常の倍額近い1時間5、60元まで値上がりするとの予測もある。
家政婦派遣大手「雲家政」が1月14日に発表した、家政婦35万人を対象としたレポート「一線級都市家政婦業界調査」によると、上海市では1月下旬から2月上旬にかけて、出稼ぎ家政婦が大量に帰省すると予想されている。
この期間の臨時家政婦の相場は、通常の約5割増しとなる見込み。家事・掃除担当で1時間40から45元、春節期間には通常の倍額となる1時間5、60元まで値上がりする可能性もある。
また、春節中に帰省する家政婦の出身地割合としては、安徽省が全体の17.26%を占め最多。江蘇省が11.32%でこれに続いている。
レポートによると、14年度の家政婦の地域別平均給与については、上海が全国トップで月4500から5000元ほど。これに続く北京市、広東省深圳市、同省広州市では3500から4000元の間で推移している。【東方早報1月15日】

