
Whenever BizCHINA 4月号 中国経済という大河の畔~マリーナ産業取材レポート~

蘇州大宇宙信息創造 総経理 張 明亮 氏
システム開発やSIの
アウトソーシング専門家集団
中国の経済成長の減速を受け、日系企業の間でも、システム改善などで生産性を高めようとする動きが広まっている。システム開発やSIのアウトソーシングを手がけ、在中日系企業のニーズにオーダーメイドで応えているのが、蘇州大宇宙信息創造だ。中国事業歴22年の経験を持ち、トランスコスモスの連結グループ会社でありながら、独自の強みとブランドで、親会社に依存することなく事業展開している。現地化の先行ぶりでも際立つ同社のビジネスについて、張明亮総経理に聞いた。

中国経済という大河の畔
~マリーナ産業から見た中国~
上海・黄浦江のケース
工業化時代に物資の輸送路として産業を支えた欧米の運河や河川は、今ではボート・レジャーの場として、市民と水が触れ合う新たな産業の舞台に生まれ変わっている。水辺は社会の成長度・成熟度をうかがうひとつの指標ともいえるだろう。では中国の水辺からは、どのような中国経済の姿が見えるだろうか。中国各地で市場開拓に成果を上げている、オーストラリア系名門水上浮動プラットフォーム開発メーカーとともにマリーナを訪ねた。

「あなたの工場、サポートします」
高度化する環境基準を、いかに満たしていくか。
顧客の信頼を得られる品質を、いかに維持・向上させていくか。
暮らしの豊かさへのニーズがますます強まる中国では、
製品の生産拠点そのものにも、先進的な設備やシステムが求められる。
環境機器やIoTなど、高水準の製造業を支える
舞台裏のアイテムやサービスを紹介する。
●タイヨーアクリス
中国製造2025が追い風に 自動機需要で売上倍増
●北京カンケンテクノ
排ガス処理装置の技術営業強化 工場の環境対策をサポート
●タンケンシール(上海)
回転機械の漏れ止め装置 顧客密着型の改善提案を推進
●取材レポート
「世界の工場」の今 中国製造業の守破離

世界最大の貨物港(※)の一角──
自動車ターミナル見学会
日郵汽車物流、小学生を招き
日本郵船の現地法人で自動車物流を手がける日郵汽車物流(中国)は2月17日、上海日本人学校浦東校の児童約130人を対象に、世界有数の規模を持つ自動車輸出入港湾・上海海通ROROターミナルの見学会を開催した。日本の基幹産業でもある自動車産業に物流面から触れることで、産業や社会への関心を深めてもらおうとするCSR活動の一環。当日の様子を交えて、ターミナル機能を紹介する。
※World Shipping Council, “Top 50 World Container Ports”より
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