Whenever BizCHINA 2月号 広東発、ワンタッチ組立式無人航空機を直撃取材
JTB上海佳途
総経理 矢田部拓彦氏
JTBと上海市東上海国際旅行社の合弁企業・上海佳途国際旅行社（JTB上海佳途）は2016年11月末、中華人民共和国国家旅遊局から、アウトバウンド旅行業務の認可を取得した。上海自由貿易試験区内に立地る日系企業としては、早期の取得事例になるという。JTB上海はこれまで、日本の文化・商品を紹介するイベント「ジャパンブランド展」を中心に日中交流に取り組んできたが、今回の認可取得で、本業の旅行業を核に総合的なサービスを展開できることになる。総経理の矢田部拓彦氏に今後の事業戦略と展望を聞いた。
急拡大する無人航空機市場
ワンタッチ組立式の固定翼機
広東泰一高新技術発展が開発
ワンタッチで組み立て、手で投げるだけで飛ぶプロペラ機──と書くと玩具のゴム動力式紙ヒコーキのようだが、空撮マッピングなどB2B用途でのUAV（＝Unmanned Aerial Vehicle、無人航空機）で、同様の手軽さを追求したのが、UAV開発メーカー広東泰一高新技術発展（泰一科技）の製品だ。胴体と主翼を分離させ専用バッグで運搬し、現場で組み立てて利用する。バッテリーやカメラを含めた総重量は2.7kg。海外市場も視野に販促を進めている。
人民大学労働人事学院・楊学長
蘇州のフォーラムで「働き方改革」テーマに講演
雇用形態・労働形態の多様化（ダイバーシティ）による「働き方改革」は、日本経済の大きなテーマとなっているが、経済発展を遂げた中国でも、重要課題としてフォーカスされつつある。中国人民大学労働人事学院の楊偉国院長は、2016年12月23日に蘇州で開かれた「2016中国（蘇州）人力資源発展フォーラム」で、「労働市場革命とHR（ヒューマンリソース）の新使命」と題し、ロボット化やAIなどの潮流も踏まえて講演した。
【アジア環球運輸物流動向】
中国－欧州貨物列車
16 年貨物量は2桁の伸び
冷蔵輸送、英国便も始動
【拾い読み中国企業】
Skyworth
内蒙古子会社が通関AEO
一帯一路ビジネスに弾み
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