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キャセイパシフィック航空の子会社・キャセイドラゴン航空は8月25日、エアバスの新型機A321neoを導入する、と発表した。既存のナローボディ機(客室の通路が1本だけの機種)を刷新するとともに、環境性能が優れた新型機をそろえることで、新たな就航先の開拓を目指す。
A321neoは最大座席数240席、航続性能7400kmで、引渡しに際してはキャセイドラゴンの最新客室設備と座席、機内エンターテインメント・システムが装備される。現行のA321に対し騒音レベルが最大50%低減されるなど環境性能が高まるため、規制の厳しい都市にも就航先を広げられる。
導入機数は32機で、このほどエアバスと購入の覚書を締結。投資総額は317億香港ドルで、2020年から23年にかけて順次導入していく。既存のナローボディ機23機は全てA321neoに入れ替える。同社は現在、これらナローボディ機と24機のエアバスA330で、香港国際空港から中国内地28都市を含むアジア56都市に運航しており、新型機の導入で既存人気路線の増便と新路線の開設を図る。

↑ キャセイドラゴンのエアバス機(写真提供:キャセイドラゴン航空)



