
Whenever BizCHINA 7月号
今回は人材育成や組織開発にフォーカス
巻頭インタビュー

ピープルフォーカス・コンサルティング(上海)
董事・総経理 安田 太郎 氏
「日本と中国をチームにする」
中国ビジネスの真価とは
組織開発・人材開発を手がけるピープルフォーカス・コンサルティング(上海)は、個別ニーズに対応した研修に加え、中国系企業幹部の日本へのインバウンド研修などユニークな取り組みで成果を上げている。さらに今年からは、中国の教育格差解消を目指したCSV(Creating Shared Value)事業にも乗り出した。CSVとは、「本業を通じて社会課題の解決に取り組むこと」。同社事業は、新たなステージを切り開きつつあるといえる。「日本と中国をチームにする」をビジョンに掲げる安田太郎董事・総経理に聞いた。

「人事・労務サービス特集」
日系企業の間でも、従前より課題とされてきたマネジメント層の現地化の動きが進んでいる。一方、社会の複雑化・多様化で、人材育成や労務管理など組織体制にも、新たな変革が求められる時代になってきた。こうした情勢下、企業にはどのような取り組みが必要となるのか。企業をサポートする、どのようなサービスがあるのか。そして、コンサルタント側は自身をどのように成長させているのか。前線の動きを追う。
●アルー
現地化の成否を分けるもの
研修の落とし穴とは
●コチコンサルティング
2人っ子、定年延長、住宅格差
働き方改革 in 中国
●A&Cアソシエイツ
寄稿:「教育制度」と「人事評価制度」を機能させる
●蘇州エングマインテック製造請負
設立から2年半、事業好調
顧客数・従業員数ともに急増
“育てる頭脳”としてのIoT
製造業の分野で今ホットな話題のIoT。その本質は、機械や設備といった“もの”をインターネットにつなぐことではない。クラウドベースのIoTソリューションの開発を進める自動機メーカーの上海太瑶自動化科技(タイヨーアクリス)の講演から、“育てる頭脳”としての本質を読み解く。

↑「FBC昆山ものづくり商談会」におけるタイヨーアクリスの講演。IoTへの関心が高まっている
経済・産業ニュース
“世界の金融センター”ロンドンからの影響力は、欧州・中東・アフリカなど広域に及び、“一帯一路”の対象エリアとも多分に重なる-現代版シルクロードのインフラ開発における英中経済連携の可能性を論じる第一財経日報の記事をはじめ、“経済の血流”こと運輸物流産業における各国企業の動き、IT専門誌BCNや自動車産業専門紙・日刊自動車新聞からのニュース記事を紹介する。

↑“現代版シルクロード”における英中連携の可能性を追う中国経済紙の記事などを紹介(写真はイメージ、シティ・オブ・ロンドン市長官邸前。撮影=BizCHINA編集部員)
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