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【中国ニュース】食料品容器、紙製を規格化

【中国ニュース】食料品容器、紙製を規格化 漫步创媒Whenever上海
2018-05-18
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导读:上海市は4 月27日、料理デリバリーの際に使われる食料品容器について、全国初となる標準規格を策定した。リサイクルしやすい紙製の容器普及を働きかけ、プラスチックごみを削減するのが目的。

上海市 プラスチックごみ削減目指す


    上海市は27日、料理デリバリーの際に使われる食料品容器について、全国初となる標準規格を策定した。リサイクルしやすい紙製の容器普及を働きかけ、プラスチックごみを削減するのが目的。 6月から正式な規格として定め、デリバリーサービス運営元への監督も強化する。

    規格策定にあたって当局は、大学教授、企業担当者らで作る15人の起草団体を組織。 43 にもわたる項目について議論を重ねてきた。その結果、食料品容器については紙製のものを、それらを運ぶ袋については紙製、分解が容易なビニール製、布製の種類を規格化することとなった。
    容器の物理性能について耐圧強度、液体の漏出性評価の
つの指標を示し、材料についてもこれまでより厳しい種の指標を定めるなど、食品安全性の確保を強く意識。規格を満たした容器には、その旨を示すマークが入り、「電子レンジでの加熱不可」といった注意書きも記される。
    なお、デリバリー運営元がこの規格に基づいた容器を使用する義務はなく、罰則もないが、市当局は定期的に点数評価を行い、ランキングリストを作成する方針だ。規格外の容器使用などが認められた場合、リストでの順位降格、キャンペーンの認可取消など、差別化を図っていく。
    デリバリー大手の「餓了么」「百度」「美団」は
6月より長寧区、浦東新区、普陀区の飲食店舗を対象に標準規格の試験採用を実施。美団副総裁の丁志雄氏は、すでに昨年9月より長寧区のモール「龍之夢」の店舗にて紙製容器への切り替えを行なっているとし、今回の規格化については採用店舗のリスト化、標準容器100万個の無料配布などを実施し、普及に協力する姿勢を表明した。餓了么担当者の張怿氏も、加入全店への通知と監督、不使用店へのサービス提供停止といった案を明かしている。
    ほか、「云海肴」「和記小菜」といった著名レストランも、持ち帰り用容器にこの規格に沿ったものを採用する意向を示している。

    上海市の料理デリバリー注文数は1日平均約165 万件で、使われるプラスチック製容器は年間12 億個、重さにして45000tと見積もられている。市当局は、今回の規格化容器普及によりプラスチック製容器の75%以上が削減可能と試算している。【新聞晨報 28日 転載 写真は東方網】




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