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華為は3月29日、青島での取引先カンファレンスで、フランスの大手自動車メーカーPSA(プジョー・シトロエン・グループ)との協業による初のコネクテッド・カーを披露した。PSAの高級セグメント車DSの最新版DS7に、同社のコネクテッド・カー・ソリューションを搭載している。
両社は2017年11月にコネクテッド・カー分野での協業を発表している。DS7は中国市場向けに開発されたDSブランドの新たな戦略車で、3月20日に中国国内で先行予約の受付を開始しており、4月25日の中国モーターショーで正式発売される。
華為のソリューションは、緊急通報、ITによる駐車サポート、自動車のヘルス・モニタリング、運転技術の向上サポート、ニュースや娯楽の提供、コンシェルジュ、ネットワーク接続によるシェアリングといった各種のサービスを提供するもので、今後は世界各地での展開を進めるとともに、これから発売するPSAグループの全車両をサポート対象としていく。
両社は2020年までに世界8地域で同ソリューションのプラットフォームを運営し、170カ国以上で1000万台以上のコネクテッド・カーへの提供を目指している。

↑ 華為とPSAの協業による高級コネクテッド・カーDS7(華為のニュース・リリースより)



